先輩獣医師(宇津木先生 神経科)に聞いた!埼玉動物医療センターの魅力|埼玉の動物病院(神経科 宇津木先生)
日本有数の診療実績を誇る埼玉動物医療センター。同センターの神経科を牽引する宇津木先生は学生時代、歩けなかった動物が手術を経て再び歩き出す姿に感動し、この道を志したといいます。現在、同センターの神経科が手がける症例数は年間およそ1,000件にのぼり、一般的な疾患から極めて稀な症例まで、一箇所で多様な臨床経験を積める環境が整っています。本ブログでは、宇津木先生へのインタビューを通して、埼玉動物医療センターのさらなる魅力に迫ります。
圧倒的な症例数と、チーム医療の現場
- 埼玉動物医療センターの神経科ではどんな症例が経験できますか?
- 日常的な疾患から稀少疾患まで、幅広い症例を経験することができます
- 初診と再診を合わせて月に70〜100件、年間でおよそ1000件の神経疾患を診ています。椎間板ヘルニアのような日常的な疾患はもちろん、ニューロパチーや重症筋無力症、ライソゾーム病といった比較的稀な症例まで、幅広く経験できる環境です。
- 埼玉動物医療センターの一番の価値は何ですか?
- 最適されたチーム、そして症例数です
- 当院の一番の価値は、最適化されたチーム医療の中で、圧倒的な症例数と難易度の高い症例を経験できることです。診断から治療までのプロセスを実践的に学べる環境が整っていますので、神経科に興味がある方はぜひ見学にいらしてください!
神経科医としての原点、そして描く未来
- なぜ神経科を専門にされたのですか?
- 学生時代の経験が原点でした
- 学生時代に所属していた整形外科の研究室で、椎間板ヘルニアの手術や入院管理に携わったことがきっかけです。歩けなくなった動物が、適切な診断と手術によって再び歩けるようになる姿を目の当たりにし、神経科という分野に強い魅力を感じて卒業後すぐに志しました。
- 神経科を学ぶ上で大切な考え方は何ですか?
- MRIはあくまでも確認作業
- 問診や神経学的検査を通して、どこに病変があるかを自分の頭で推測することが最も重要です。その上で、MRIを確認作業として実施します。この推論と確認のプロセスを繰り返すことが、神経科を学ぶ基礎となります。
- 今後の夢について
- さらに強いチームを目指しています
- 当院の神経科診療をさらに発展させ、「神経疾患で困った時には当院に相談すれば大丈夫」と言っていただけるような診療環境を作ることです。院内の様々な診療科やスタッフとの連携をさらに強化し、より多くの症例に対応できる体制を整えていきたいと考えています。
働く環境
- 若手獣医師はどのように診療に関われますか?
- まずは問診から、徐々にステップアップしていけます
- できるだけ早い段階から実際の症例に関わってもらいます。具体的には、初診の問診を担当して病変の部位を一緒に考えることから始め、MRI撮影もサポートを受けながら自ら行います。段階的にステップアップし、最終的には自分で診断と治療方針を立てられるようになることを目標としています。
- 働く上で大切にしていることは?
- リスペクトと丁寧さです
- 周囲のスタッフへのリスペクトを忘れず、確立された診療手順を丁寧に実践することです。私自身、エビデンスに基づき1つ1つの症例をじっくり考えるタイプですので、若手の先生にも基本となる診療手技を正確に身につけ、着実に成長してほしいと考えています。
- 神経科を志す獣医師の方へ
- お互い協力しながら、一緒に働けるのを楽しみにしています
- 神経疾患は難しいという印象を持たれがちですが、論理的に考えれば必ず理解できるようになる分野です。私自身も周囲にサポートしてもらいながら診療を進めています。お互いに信頼関係を築き、症例に対して真摯に向き合える方と一緒に働けることを楽しみにしています。
編集後記
数多くの症例に向き合ってきた宇津木先生の言葉には、確かな重みがありました。検査画像だけに頼るのではなく、問診や身体検査を一つひとつ積み重ねて答えを導く。その基本を忠実に実践する姿勢こそが、今の埼玉動物医療センターを支えているのだと実感しました。信頼関係を大切にされるリーダーのもと、一歩ずつ着実に成長していける環境が整っていると感じました。
獣医学博士
宇津木 真一 先生
埼玉動物医療センター 脳神経・整形科
北里大学 山口大学大学院 連合獣医学研究科出身
獣医神経病学会会員